東芝に買収の提案 欧州系ファンド、2兆円超を提示か

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小出大貴
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 東芝が欧州系投資ファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」から買収の提案を受けていたことが7日わかった。提案は、東芝の株式を非公開化することで、経営陣との対立が続く一部株主との関係を解消し、経営効率を高めることを狙ったものとみられる。買収の提示額は2兆円超の規模になる見込みだ。

欧州系ファンドCVCがTOBめざす

 東芝は7日、CVCから6日に買収の「初期提案」があったと発表した。今後、情報を集めて慎重に検討するとしている。関係者によると、CVCの提案は東芝の株式をTOB(株式の公開買い付け)で非公開化することをめざすもので、いまの東芝の株価を3割上回る価格での買収を提案した模様だ。6日の東芝の時価総額約1兆7400億円から単純計算すると、TOBが成立した場合の買収額は約2兆3千億円弱に上る。

 東芝の車谷暢昭社長は7日朝、報道各社の取材に対し「(提案は)来ているが、これから取締役会で議論する」と答えた。

株主総会で異例の事態

 東芝経営陣は今後、CVCか…

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