米国、4月19日から全成人が接種OKに 計画を前倒し

新型コロナウイルス

ワシントン=合田禄
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 米国内での新型コロナウイルスのワクチン接種について、バイデン米大統領は6日、すべての成人を19日から接種対象とすると発表した。5月1日までに対象を広げることを目指していたが、接種が順調に進んでいることから計画を前倒しした。

 18歳以上が対象になる。米疾病対策センター(CDC)によると、米国では約1億1千万人がすでにワクチンを1回以上打っている。65歳以上では約76%が少なくとも1回の接種を終えた。州によって進み具合は違うものの、医療関係者や高齢者を優先してきたが、すべての成人が対象となった州も多く、最近は全米で1日約300万回接種している。

「紛らわしいルールや規制、もうない」バイデン氏

 ワクチン接種会場を視察後にバイデン氏は「紛らわしいルールや、紛らわしい規制はもうない」と述べ、19日にすべての州で希望する18歳以上を接種対象とするとし、まだ接種していない高齢者がいれば、声をかけて支援するように呼びかけた。

 米国では5日時点で、1日約6万4千人が新たに感染し、前週より7%増加している。CDCは「4週連続の増加になろうとしている」と指摘。特に若い感染者の増加が目立ち、変異株の広がりが原因の一つとみられるという。

 当初バイデン氏は、1月の就任から100日で1億回接種する目標を立てたが、3月下旬に目標を2億回に倍増。5月1日までに全成人を対象にする予定だったが、今回さらに早めた。(ワシントン=合田禄)

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