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 空手の組手女子61キロ超級東京五輪代表に確定している植草歩選手(28)=JAL=からパワーハラスメント行為などを訴えられている全日本空手道連盟(全空連)の香川政夫強化委員長が、全空連理事と強化委員長の職を辞任する。7日午後に発表する。

 全空連は3月末に倫理委員会を開き、香川氏が1月の練習中に竹刀で植草選手の目を負傷させた事実を認定。「竹刀を用いた練習は大変危険で、どの練習においても全く認められるものではない」との声明を出していた。9日に臨時理事会を開き、香川氏の処分を決める方針だった。

香川氏「稽古の一環」と主張していたが

 植草選手は3月28日に更新した自身のブログで、昨秋から香川氏に自尊心を傷つけられたり怒鳴られたりすることが増えたと主張。1月27日の練習中に竹刀で顔面を打たれて「左眼球打撲」の診断を受け、3月の代表合宿参加も禁じられたとしている。

 竹刀を故意に目に向けたことはなく「稽古の一環」だと主張していた香川氏は7日朝、取材に応じ、「長年、選手のためを思って指導してきたが、全ては私の責任。植草さんには申し訳なかった。今は彼女にも、東京五輪に出場する他の選手にも、精いっぱい頑張ってもらいたい気持ちでいっぱいだ」と話した。