漫画村の運営者に懲役4年6カ月求刑 著作権法違反など

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 人気漫画を無断で掲載した海賊版サイト「漫画村」の運営者とされ、著作権法違反(公衆送信権の侵害など)と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の罪に問われた住所不定、無職星野路実(ろみ)被告(29)の論告求刑公判が7日、福岡地裁(神原浩裁判長)であった。検察側は懲役4年6カ月と罰金1千万円、追徴金約6257万円を求刑し、結審した。判決は6月2日。

 起訴状によると、星野被告は2017年5月、漫画「キングダム」516話と「ワンピース」866話の画像ファイルを漫画村のサーバーに保存し、誰でも見られるようにしたほか、16年12月~17年11月には、漫画村で得た広告収入など計約6257万円を、広告を出した企業から海外口座などに送金させ、犯罪収益を隠したなどとされる。

 星野被告はこれまでの公判で、著作権法違反罪について「責任はあると思う」と認めたが、組織犯罪処罰法違反罪については「(犯罪収益として)隠していない」と否認していた。

 この事件では、指示役や実行役の男女3人が著作権法違反罪で有罪判決を受け、確定している。