東芝、英ファンドから買収提案 早大・長内教授に聞く

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南日慶子
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 東芝が英国系の投資ファンドから2兆円超とされる金額で、買収提案を受けたことが明らかになった。車谷暢昭社長が手を焼く「モノ言う株主」から会社を解放するための策とも見られているが、本当にそうなのか。電機業界に詳しい早稲田大学の長内厚教授に見方を聞いた。

 ――買収を提案した「CVCキャピタル・パートナーズ」は、車谷社長がかつて日本法人の会長を務めていたファンドです。今回の買収提案は、関係の深いファンドによる東芝の「救済」なのでしょうか。

 「違うとみています。日本の政府系ファンドとは違い、外資系のCVCに日本企業を救済するというモチベーションはないはず。普通に考えて、再建後の利益を見込んだ純粋な投資だと思います」

 ――経営危機時に虎の子の半導体など多くの成長事業を手放した東芝に、まだそれだけの利益が見込めるということでしょうか。

 「GAFAと呼ばれる米国の…

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