[PR]

 【静岡】川勝平太知事(72)が4選を目指して6月3日告示の知事選に立候補する意思を固め、周囲に伝えたことが分かった。川勝知事は7日、報道陣の取材に対し、態度表明について、「いま相談していて、来週早々ということで準備している」などと語った。13日の定例記者会見にも正式に態度を表明する見通し。

 知事選は6月20日投開票。選挙戦まで約2カ月と迫っているが、現時点で立候補を表明している人はいない。

 川勝知事は3月の会見で、新型コロナウイルス感染症対策や、リニア中央新幹線の静岡工区をめぐる問題などを念頭に、「継続性という意味で、一歩も油断しないで踏みとどまらねばならない覚悟だ」などと述べ、続投に意欲をにじませていた。

 川勝知事は京都府出身。早大教授などを経て静岡文化芸術大の学長を務め、2009年の知事選で、当時の民主党などの支援を受けて初当選した。前回(17年)の知事選で川勝知事は83万票、前々回(13年)は過去最多得票の108万票を獲得しており、去就が焦点だった。

 ただ、「4選出馬」には多選批判もつきまとう。自民党県連は対立候補の擁立を目指している。(和田翔太、黒田壮吉

     ◇

 知事選をめぐり、県内の経済界や自民党内の一部では、浜松市の鈴木康友市長(63)の擁立を模索する動きがあることがわかった。関係者によると、一部の経済関係者らが鈴木市長の出馬要請に向けて、すでに準備に入っているという。

 鈴木市長は浜松市中区出身。旧民主党衆院議員などを経て、2007年の浜松市長選に無所属で出馬し初当選。現在4期目。一方で、行政区再編など残された課題もある。

関連ニュース