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 ソウル・釜山両市長選が7日に投開票され、韓国メディアによると、両市長選ともに、文在寅(ムンジェイン)政権への「審判」を訴えた最大野党の候補が当選を確実にした。来年3月の大統領選に向け、支持率低迷にあえぐ文大統領の政権運営はさらに厳しくなりそうだ。

 両市長選はともに与党の前職がセクハラ問題を抱えて任期途中に自殺、辞職したため実施された。投票率はソウル市長選58・2%、釜山市長選52・7%(暫定値)だった。

 韓国メディアの報道によると、釜山市長選では、李明博(イミョンバク)元大統領の政務首席秘書官を務めた保守系最大野党の朴亨埈(パクヒョンジュン)候補(61)が、文政権で海洋水産相を務めた進歩(革新)系与党の金栄春(キムヨンチュン)候補(59)に圧勝。ソウル市長選でも、元市長で野党の呉世勲(オセフン)候補(60)が文政権で中小ベンチャー企業相を務めた与党の朴映宣(パクヨンソン)候補(61)を退けた。

 野党は文政権への批判を前面に押し出した。不動産高騰による格差拡大や、公社職員らの土地投機疑惑で文政権への風当たりが強まるなか、野党候補は保守層だけでなく無党派層にも支持を広げた。与党候補は選挙戦序盤から劣勢で、政策論で争点を作れなかった。選挙戦後半は野党候補の過去の不動産をめぐる疑惑などを指摘したが決め手を欠いた。無党派層への浸透を図れず、革新支持層も固めきれなかった。(ソウル=鈴木拓也)

■大統領選めぐる争い…

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