コロナ関係なくどう生きたいか #コロナを生きる言葉集

新型コロナウイルス

松本麻美
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 コロナがあろうがなかろうが、どう生きたいのか(マラソン女子の五輪メダリスト・有森裕子さん)

コロナを生きる言葉集

 これまでスポンサーとしてアスリートを支えてきた企業が打撃を受け、契約打ち切りなどの影響が出ている。こうした状況について、実業団選手としてもプロとしても活動した経験を持つ有森さん(54)に思いを尋ねた。「生きる手段にスポーツを選んだのはアスリート自身」「社会全体が苦しんでいる今、スポーツ界だけを特別扱いしてはいけない」と厳しい言葉が返ってきた。

 リクルートのランニングクラブで活動していた際は、社長や営業担当の社員とも話す機会があったという。「一般の社会人もみな、日々生活の糧を模索している」という実感から、「スポーツを続けたいなら、この状況でアスリート自身が企業にどう貢献できるのか、自ら考えて踏ん張るしかない」と指摘する。

 東京五輪の開催にも暗雲が立ちこめる今、「私も五輪に出場してゴールできれば死んでもいいと思っていたけれど、五輪後の人生の方が圧倒的に長い」と訴える。「東京五輪が開催されようが、中止になろうが、コロナがあろうがなかろうが、どう生きたいのか。アスリートたちが自分に問いかける良いタイミングだと思います」と語りかけた。(松本麻美)

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 誰もが経験したことのない日々が続いています。様々な立場、場面の言葉を集めます。明日に向かうための「#コロナを生きる言葉集」。

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