北京五輪「共同ボイコット、議論していない」 米報道官

ワシントン=園田耕司
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 米ホワイトハウスのサキ大統領報道官は7日、来年2月の北京冬季五輪について、「我々の立場は変わっていない。我々は同盟国・友好国との間で共同ボイコットについて議論したことはないし、議論していない」と強調した。

 サキ氏はまた、「我々は同盟国・友好国とあらゆるレベルで共有する懸念について緊密に協議している」と述べつつ、「北京冬季五輪に関する計画の変更について議論をしていることはない」と語った。

 北京冬季五輪をめぐっては、米国務省のプライス報道官が6日の記者会見で、中国国内の新疆ウイグル自治区などでの人権問題を理由に、同盟国との間で共同ボイコットの可能性について今後協議したいという意向を示した。中国側は「スポーツを政治化することは五輪憲章に反するものであり、各国の選手や五輪大会を傷つけるものだ」(中国外務省の趙立堅副報道局長)などと反発している。(ワシントン=園田耕司)