盗まれたかばん見つかったのに4カ月連絡せず 県警謝罪

安藤仙一朗
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 滋賀県警大津署が、大津市の女性から「盗まれた」と相談を受けていたかばんが見つかったにもかかわらず、約4カ月間、本人に連絡していなかったことが県警への取材で分かった。かばんの中には女性の運転免許証が入っており、身元は分かっていた。県警は女性に謝罪した。

 監察官室によると、昨年6月9日、女性が自宅にあった現金や運転免許証が入ったかばんが無くなっていることに気付き、交番に相談。8月ごろ、大津市琵琶湖岸で釣り人がかばんを発見し、大津署に通報した。かばんに現金は入っていなかったが、運転免許証が入っていた。

 女性に連絡を取ってかばんを引き渡したのは12月上旬。それまでは連絡をしなかった。女性から苦情があり、県警は今年1月、本部長名で「配慮が足りなかった」との文書を出し、女性に謝罪した。

 監察官室は「かばんの中には、女性以外の人の持ち物もあり、仕分けや鑑識に時間がかかった」としている。(安藤仙一朗)