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 7日投開票のソウル・釜山両市長選で与党「共に民主党」の候補の惨敗を受け、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は8日、「国民の叱責(しっせき)を厳重に受け止める」と敗北を認めた。大統領選まで1年を切るタイミングでの大敗に、与党は執行部の刷新で党勢立て直しを急ぐ一方、野党は反転攻勢に向けて気勢を上げた。

 大統領府の報道官は8日、「もっと低い姿勢で、より重い責任感で国政に臨む」との文氏のコメントを発表した。今後の取り組みについては、「コロナ克服、経済回復と民生安定、不動産腐敗の清算など、国民の切実な要求の実現に邁進(まいしん)する」とした。文氏が国民に向けて直接語りかけることはなかった。文政権発足以来、大型選挙で初めて敗れた与党は8日の議員総会で、執行部の総退陣を決めた。

 韓国の主要紙は1面で「憤怒した民心」(朝鮮日報)との見出しで与党大敗を伝え、文政権のレームダック(死に体)化が進むとの見通しを伝えた。

 大勝した最大野党「国民の力」を率いる金鍾仁(キムジョンイン)非常対策委員長は8日、「今回の勝利をきっかけに立ち直る機会をつかんだ。来年は必ず政権交代を果たす」と息巻いた。

 選挙管理委員会によると、ソウ…

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