松坂桃李主演作で初の試み 監督が明かす助手時代の過ち

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小峰健二
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 松坂桃李が主演し、8月に劇場公開される「孤狼(ころう)の血 LEVEL2」では、ハラスメントを予防するための事前講習「リスペクト・トレーニング」が行われた。日本の映画会社で初となる試みだ。製作する東映に働きかけて講習を導入した白石和彌監督には、どんな思いがあったのか――。

 講習では、企業のハラスメント対策をサポートする「ピースマインド」社の専門社員が講師役となり、スタッフら約50人に向かい、どんな行為がパワハラセクハラになるかといった事例を挙げつつ、約1時間にわたって対処法などを説明した。

 白石監督は「映画界では、上の立場のむちゃな指示をこなして『仕事を教えてもらった』と言ってきた歴史がある。指導とハラスメントの境目が分からない人が多いし、違いを言うのも難しい」などと映画界特有の事情についても発言し、講師にアドバイスを仰いでいた。

 講習後に取材に応じた白石監督は「色々と勉強になりました」と満足げな表情。感情的になったとしてもフォローすることが重要だと講師から助言された点を踏まえ、「人間なので感情的になってしまう時は絶対にある。そうなった時にリカバリーする気持ちは大事。全体の取り組みとしてスタートするきっかけがないといけないので、いい機会になりました」と語った。

「スタッフ誰でも経験あることだと思う」

 日本映画界でハラスメントが…

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