「知識はあるが、人ごと」最多 性的少数者への意識調査

会員記事

塩入彩
[PR]

 性の多様性への知識はあるが、どこか人ごとに感じている――。広告大手の電通性的少数者に関する意識調査を実施したところ、性的少数者の当事者以外では、3人に1人がそうした層に分類されることがわかった。同社の担当者は「今後は、周囲に当事者がいないなど自分事と考えるきっかけがなかった層の啓発が重要になる」と指摘する。

 調査は昨年12月、インターネットを通じて20~59歳の6万人に実施。8・9%が性的少数者の当事者だと回答した。さらに6240人を抽出して調査を行い、うち性的少数者ではない5685人に意識調査をして六つの層に分類した。

 8日に発表された調査結果によると、当事者が身近におらず、課題意識をもつきっかけがない「知識ある他人事層」が最多の34・1%を占めた。この層は男性や管理職の人の比率がやや高かった。次いで、課題意識が高い「アクティブサポーター層」が29・4%を占めた。この層は女性や若年層が多く、アルバイトやパートの人の比率が高かった。性的少数者への生理的嫌悪が著しい「批判アンチ層」は5・7%だった。

 当事者を含む抽出調査では…

この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。

【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

Think Gender

Think Gender

男女格差が153カ国中121位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ]