34歳、国連事務総長選に挑む「ジェンダー平等大事に」

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ニューヨーク=藤原学思
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 ニューヨークの国連本部でいま、注目を集める1人の女性がいる。アローラ・アカンクシャさん(34)。国連開発計画(UNDP)の現役職員ながら、2月に突然、国連事務総長選への立候補を表明し、徐々に知名度が上がっている。

 「勝てると信じている。立候補後、加盟国が初めて立ち止まり、この選挙で大事なことは何かを悟り始めた。国連は単に説教をするだけか、あるいは実践するのか。ジェンダーの平等や若者の包摂を大事にするのか、しないのか」

 アローラさんは6日、取材にそう語った。来年1月から5年間の任期となる事務総長のポストをめぐっては、現職のアントニオ・グテーレス氏(71)が1月に立候補を表明。そこに「待った」をかけたのが、アローラさんだった。

 インド出身で、カナダ国籍を持つ。大手会計事務所を経て、2016年の年末に国連職員になった。その直後、グテーレス氏が初めて出勤した日に目にした光景が忘れられない。

 職員がずらりと並ぶ中、グテ…

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