緊急事態宣言下 山形市の小学校で入学式

鷲田智憲
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、独自の緊急事態宣言が出されている山形市の小学校で8日、入学式があった。教職員らは感染防止対策に知恵を絞りながら新入生を迎えた。

 市立第四小学校(同市相生町)では色とりどりのランドセルを背負った新入生31人が保護者と一緒に登校し、式に出席した。

 昨春の入学式は一斉休校の影響で4月中旬に式典が延期され、出席できる保護者は1人に制限された。入学式以降は週1回の登校日で数時間の授業に限られていた。授業が全面的に再開したのは、5月中旬になってからだった。

 今年、入学式に出席できる保護者は2人までに緩和された。来賓は出席せず、在校生も式の進行を手伝う6年生4人のみが参加した。出席者は例年の3分の1程度の約110人で席の間隔を空けながら座った。

 短めのあいさつを準備したという日高伸哉校長は「みなさんは第四小学校の大切な1年生です。入学するのを心待ちにしていました」と新入生に語りかけた。校歌斉唱などは省略され、式は20分ほどで終了。通常は、教室で行われる教科書の配布も密集を避けるため、会場の体育館で行われた。

 新入生の伊東美瑶(みよ)さんは「入学式は緊張した。運動会のリレーを頑張りたい」。友達の木村愛優さんは「算数を頑張りたい」と話した。愛優さんの母明香(さやか)さん(39)は「保護者2人で入学式に出席できてよかった。休校にならずに行事もなるべく行える、楽しい学校生活をおくってほしい」と話した。(鷲田智憲)