ユニクロ急回復 「巣ごもり」対応、通期予想を上方修正

田幸香純
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 ユニクロを展開するファーストリテイリングは8日、2021年8月期決算の業績見通しで、売上高と営業利益を上方修正した。売上高が前年比10%増の2兆2100億円、営業利益が同70・7%増の2550億円と、どちらも昨年10月発表の当初見通しから100億円を上乗せした。

 コロナ禍の影響で17年ぶりに減収かつ減益となった20年8月期から一転、急回復を見込む。国内ではコロナ禍で変化した消費行動を取り込んだ。ルームウェアなど「巣ごもり需要」に対応した商品やネット販売が好調。海外市場では中華圏が大きく伸びている。

 ただ8日の記者会見では岡崎健取締役が「下期をみても、コロナ前の水準には戻せていない」と話した。純利益の予想は同82・6%増の1650億円で据え置いた。

 8日発表した21年2月中間決算は減収増益だった。売上高は前年同期比0・5%減の1兆2028億円、営業利益は同22・9%増の1679億円、純利益は同5・4%増の1058億円。(田幸香純)