パナ、ドラム式洗濯機国内生産1.5倍 久々の白物投資

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西尾邦明
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 パナソニックが、乾燥機能付きのドラム式洗濯機の生産を強化する。コロナ禍でこまめに衣服を洗う人が増え、買い替えも含めて販売が伸びているからだ。静岡県にある工場の生産能力を2022年度までに1・5倍に引き上げる。国内で白物家電分野への設備投資は10年以上ぶりという。

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5月23日以降にお届けします――。パナソニック製のドラム式洗濯機が品切れした家電量販店の売り場。担当者は「除菌機能へのお客様の支持は高い。予約も好調」と話す=3月17日、大阪市北区のヨドバシカメラマルチメディア梅田

 パナソニックはドラム式洗濯機の国内販売で約5割のシェアを持つ。製造を担う静岡工場(静岡県袋井市)は昨年4月以降、フル生産を続けるが、供給が追いつかない。菌などを抑える効果があるとする同社の技術「ナノイー」を搭載した上位機種や温水洗浄ができる機種が売れ、一部の家電量販店では入荷2カ月待ちのものもあるという。

 同社は需要が拡大している理由として、コロナ禍で外で着た服を洗濯する回数や、外干しを避ける人が増えていることを挙げる。足元では花粉対策で乾燥機能への関心が高まっていると分析している。

 こうした状況から、静岡工場…

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