「おそらく最後の舞台」 バレエ岩田さん50歳記念公演

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ニジニノブゴロド=石橋亮介
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 ロシア西部ニジニノブゴロドの国立歌劇場で芸術監督を務めるバレエダンサーの岩田守弘さん(50)が8日、自身の50歳の記念公演を行った。バレエの本場ロシアで、プロの舞台に立ち続けて30年。「おそらくこれが最後の舞台になる」と、集大成の踊りを披露した。

 この日踊ったのは、ショパンと、ソ連の吟遊詩人ウラジーミル・ビソツキーの曲に自ら振り付けをした2作品。真っ暗な舞台のスポットライトの下で、引き締まった体を躍動させる岩田さんの舞台に、ほぼ満席の客席からは大きな拍手がわいた。

 公演は元々、50歳の誕生日を迎えた昨年10月に計画していたが、新型コロナウイルスによる劇場の入場規制で延期されていた。岩田さんは終演後、「今できる全力でやった。思い残すことはない」と振り返った。引退はあえて宣言しないが、大きな舞台で踊る機会はもうないだろう、という。

 岩田さんは1990年にモス…

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