MBS局アナお勧めの1冊 原田マハから学んだ言葉の力

会員記事

聞き手・尾崎希海
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芸能各界で活躍されるみなさんに、自宅で楽しめるDVDやCD、出版物などを紹介してもらう連載「私の逸点」。今回、登場していただくのは毎日放送アナウンサーの河田直也さんです。普段は歴史小説好きの河田さんが、コロナ下で手に取り「言葉の力を学んだ」一冊とは?

コロナで求められる「CHANGE」

 コロナ下で、読書をする時間が増えました。普段読まないジャンルを、と思い手に取ったのがこの小説「本日は、お日柄もよく」でした。ごく普通のOLがいろんな出会いを重ね、スピーチライターとして、人間として成長する物語。笑えるところとジーンとするところのバランスが絶妙で。ページをめくる手が止まりませんでした。

 アナウンサーもしゃべることが生業ですが、瞬発力の問われるフリートークが主体です。スピーチについて、ここまで考えたことはありませんでした。しっかりと取材して原稿を練って思いをのせることの大切さ、言葉の力のすばらしさを勉強させてもらったように感じます。こういう風に人を感動させたり、勇気づけたりできる言葉の使い手になりたい。

 主人公のライバルが、老舗企業の社長相手に「CHANGEはCHANCEになる」とプレゼンする場面が印象に残っています。変えることは勇気がいるし、リスクもある。でもいまはコロナの影響もあり、世の中全体が変化を求められている。私たちテレビ業界もです。

「ちちんぷいぷい」の後、大切にしたいのは……

 看板番組だった「ちちんぷい…

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