デビュー55周年で学び直したこと 布施明「安住せず」

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杢田光
写真・図版
4月27日に大阪・フェスティバルホールでコンサートを開く布施明
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 唯一無二の豊かな美声で半世紀以上歌い続けてきた布施明。「シクラメンのかほり」「霧の摩周湖」など数々のヒット曲を持つ大ベテランだが、けっして安住はしていない。

 「あのね、いま待ち時間に読んでいたんだけど」。取材中そう切り出して、発声の本を手にした。コロナ下で歌う機会が減り、「声帯を維持するためにどうすればいいのか」。その危機感から、発声の仕組みを学び直していたという。

 昨年に迎えたデビュー55周年は、公演中止や延期の相次ぐ異例の年になった。

 「先輩から昔言われたことなのですが、『3日歌わないと3週間は元に戻らないぞ』と。歌手は肉体労働。いちど筋肉がゆるんでしまうと大変」と振り返る。

記事後半には、ツアー追加公演の見どころをご紹介します

■歌うことは訴えること…

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