「激務だけど高収入」に変化 ウォール街で働き方見直し

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ニューヨーク=真海喬生
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 「激務だけど高収入」で知られる米国の大手金融機関で、コロナ禍をきっかけに働き方を見直す動きが広がっている。若手従業員から長時間労働への不満や精神的なストレスを訴える声があがり、経営トップが改善策を表明した。ウォール街働き方改革は根づくのか。

 米国では昨春以降、コロナ禍でテレワークが広がった。米労働省の調査では、昨年3月以降、全米の金融機関に勤める人の半数以上がテレワークをしている。他業種より1割ほど高い。

 米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)の投資銀行部門に所属する13人の若手グループが2月、経営幹部に労働環境の改善を訴える文書を提出した。文書によると、メンバーの平均睡眠時間は1日5時間で、就寝は午前3時、週の労働時間は98時間にのぼった。8割以上が上司からの過度な監視や業務への細かい干渉を受けたという。状況が改善されなければ退職を考える、という人が多かったという。

 ロイター通信によると、GS…

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