8歳の美羽ちゃん救って 心臓移植の募金呼びかけ

川野由起
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 心臓が硬くなり血液をうまく取り込めなくなる難病になったさいたま市の小学3年生、堀籠美羽(ほりごめみう)さん(8)の両親が、埼玉県庁で7日記者会見し、米国で心臓移植の手術を受けるための募金を呼びかけた。手術費などに1億6600万円が必要で、街頭やSNS上で募金活動する。

 2019年、小学校の健康診断で異常が見つかった。病名は「拘束型心筋症」。50万人に1人の難病で、悪化すると呼吸が苦しくなり、心不全などを起こすとされる。20年3月から県立の医療機関に入院している。

 会見に同席した主治医の吉田賢司医師によると、心臓移植以外の治療法は見つかっていない。いまは食事や学習に支障はないが、30メートルも歩くと息が上がってしまうという。薬の投与を続けているが、突然病状が悪化する可能性もあり、「予断は許さず、一刻も早く移植が必要」という。

 国内ではドナーが少なく移植の実現に時間がかかるため、ドナーの多い米国で移植手術することにした。テキサス州の病院が受け入れ先に決まっているという。父の会社員啓太さん(38)の同僚の今田悟さん(46)が今年2月、募金活動のために「みうちゃんを救う会」を立ち上げた。

 美羽さんは体を動かすことが好きで、よく運動していたという。母の有希子さん(39)は「元気になって家族みんなで過ごしたい。みなさんのご協力で美羽の命をつないでいただきたい」と涙を流して訴えた。

 感染症対策の上、近い予定では、大宮駅前(11日午前10時~)や浦和駅前(18日午前10時~)で街頭募金をすることにしている。

 募金の振込先は三菱UFJ銀行大宮支店「ミウチャンヲスクウカイ」(普通預金0851862)など。問い合わせは電話(048・645・1130、平日午前10時~午後3時)かEメール(miu.sukuukai@gmail.comメールする)へ。(川野由起)