宮殿の近代化進めたフィリップ殿下 歯に衣着せぬ発言も

会員記事

ロンドン=国末憲人

 エディンバラ公フィリップ殿下は70年以上にわたり、エリザベス女王に寄り添い精神的に支えてきた。慈善活動家として社会貢献に取り組み、英社会に大きな影響も与えた。

 女王の信頼は厚く、結婚70周年を迎えた2017年のクリスマスには、女王はビデオ声明で殿下の「独特なユーモア」をたたえ、感謝の意を表した。

 ジョンソン英首相も9日、フィリップ殿下について「王室と君主制が、国民生活の調和と幸福に不可欠な役割を果たし続けることに貢献した」と述べた。

 殿下は自ら、数々の慈善活動や社会奉仕運動にかかわった。1950年代には若者向けのボランティアやスポーツなどの活動プログラム「エディンバラ公アワード」を創設し、英社会に広く定着させた。多くの団体の代表も務め、近年は公務から引退したものの、活動には携わり続けた。

 環境問題にも早くから取り組み、61年、「世界自然保護基金」(WWF)の前身である「世界野生生物基金」の設立に参加。その後は総裁を務め、世界最大の自然保護団体に育てた。

 バッキンガム宮殿の近代化に…

この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。

【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら