「99.9%除菌」スプレーに根拠なし 2社に措置命令

長谷文
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 除菌スプレーを空間に噴霧することで、ウイルスを除去する効果があるように誤解を与える広告表記をしたとして、消費者庁は9日、景品表示法違反(優良誤認)で製造販売会社2社に対し、再発防止策などを求める措置命令を出した。

 2社は、レック(東京都中央区)と三慶(大阪市中央区)。同庁によると、レックは2019年11月~昨年10月、除菌スプレーの商品の動画広告やネット通販の同社ウェブサイトで、「ウイルス・菌99・9%除去」などと表示。三慶は昨年8~10月、除菌スプレー商品のウェブ広告で、「浮遊菌をカット!!」などと宣伝し、室内空間に浮遊する菌などを除く効果が得られるような表示をしていた。

 同庁は、2社に根拠を示す資料の提出を求め、2社から提出された資料にはいずれも合理的な根拠はないと判断した。(長谷文)