(魂の中小企業)コロナ禍に女将は問うた、旅館って何?

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 あの空のかなた、天の川をはさんで織姫と彦星(ひこぼし)が話をしております。いまも直接会えるのは七夕の日だけ。けれど、パソコンやスマホでのオンラインミーティングは許されているとか、いないとか。

    ◇

 織姫「ねえ、玉造(たまつくり)温泉って知ってる?」

 彦星「島根県にある温泉だね。『枕草子』の中でも名湯だと記されている」

 織姫「そこに私たちの名をつけた大浴場をもつ旅館があることは知ってる?」

 彦星「白石家(しらいしや)だろ。黒御影石の風呂が『彦星』、そして総ヒノキづくりの風呂が『織姫』だ」

 織姫「『女性にやさしい花の宿』がキャッチフレーズで、7割が女性客ですって。私、人間になって白石家に行って女将(おかみ)と語りたい。ただ、私の正体は、だれも知らない、知られちゃいけない。オンラインミーティングだとアナタと会話している声を誰かが聞いてしまうかもしれない。聞いたことは逐次、メールで報告します」

    ◇

 空の向こうにいる彦星さん…

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