野党共闘か独自路線、迫られる判断 国民民主のジレンマ

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鬼原民幸

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 野党の苦境を物語る一幕だった。

 菅政権下で初の国政選挙となる参院2選挙が告示された翌4月9日。国会近くの東京都内のホテルの一室に、立憲民主党枝野幸男代表と国民民主党玉木雄一郎代表、両党を支援する労働組合の全国組織・連合の神津里季生会長が顔をそろえた。

 会合後、記者団の前に出てきた3氏。枝野、玉木両氏に挟まれる形で真ん中に立った神津氏は、「二つの党が力を合わせることは非常に大事なことだ」と力を込めた。

拡大する写真・図版3者会合後、(左から)立憲民主の枝野幸男代表、連合の神津里季生会長、国民民主の玉木雄一郎代表が並んで記者会見に臨んだ=4月9日、東京都内、鬼原民幸撮影

 選挙戦が始まったばかりのタイミングでわざわざ3者会談を行ったねらいを、連合幹部の一人は「組織内では『本当に野党共闘はできるのか』と疑問視する声がかなり広がっている。3者が改めて連携を確認することで沈静化を図りたかった」と説明した。

騒動収束、でも割れる党内

 火種は先月31日、国民民主が臨時に開いた両院議員総会でまかれた。

 「こんな協定があるのに推薦…

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