聖火リレーは「希望」照らすか 福島で考えた五輪の意義

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 東京五輪聖火リレーが福島から始まり、2週間が経った。「聖火が走りだせば、五輪の支持率も上がる」。出発前に大会関係者が抱いた期待とはほど遠い状況が続いている。

 リレーの演出が序盤から批判された。走者を先導するスポンサーの大型車が大音量で音楽を流し、スタッフはダンスを踊り、グッズを配って練り歩く。「コロナ禍にふさわしくない」「これが復興五輪か」。そんな声がSNSで広がった。

 トーチやランタンの聖火が消えたり沿道が密になったりする事態も起きた。

 大会組織委員会はスポンサー車の音量を下げ、場所によってはグッズ配布を控えるといった密対策も徹底させた。リレーの練度は上がる一方、コロナ禍の拡大で新たな難題も持ち上がってきた。

 13~14日に予定していた大阪府内の公道でのリレーは感染者の急増で中止に。ランナーに万博記念公園吹田市)で走ってもらうことで聖火はつながった形だが、あと100日余りかけて39都道府県を巡る。先の状況が見通せないなか、聖火リレーや五輪の意義が改めて問われている。 

 リレー初日の3月25日。福…

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