ワンチャンって犬のこと? 笑えてホロリ、おかんの言葉

若松真平
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 「今日元気なかったけど、なんかあった?」「ねえ、ワンチャン?って犬のこと??」。母親から届きそうなメッセージが記された「ほっこりおかんバッジ」が発売されました。考案者に話を聞きました。

「ほっこりおかんバッジ」とは

 3月10日に全国のカプセルトイ自販機で販売が始まった、ほっこりおかんバッジ。1回200円で全13種類があります。

 一例は、「早く帰ってきなさい今日はあんたの好きな ハンバーグだよ」「仕事きつかったらさ、いつでも実家に帰ってきて大丈夫だからね」といった、親のありがたさを感じさせるもの。

 一方で、「浅田よ!はやく掟(おきて)!!」といった変換ミスや、「ねえ、ワンチャン?って犬のこと??」といった若者言葉についていけていない例も。

 謎の改行や、突然の長文、独特な絵文字の使い方など、「送られてきそうなメッセージあるある」になっています。

考案者に聞きました

 販売はブシロードクリエイティブですが、企画はコンテンツスタジオ「CHOCOLATE Inc.」。考案したのはアートディレクター・谷川瑛一さんです。

 昨年、年上の男性から送られてきそうなメッセージを集めた「クソリプおじさんバッジ」を手がけていて、その続編として企画しました。

 「今度は年上の男性ではなく、あたたかいお母さんからのメッセージがいいのではと考えました。笑える要素を含みながらも、ほっこりとした気持ちになるラインアップになっています」

 ひとりでメッセージ案を考え、社内の仲間やブシロードクリエイティブの担当者に見てもらって商品化。絵文字の使い方まで細かくこだわりました。

母とのやりとりが元に

 「季節の変わり目だから風邪ひいたりしないようにね」「仕事きつかったらさ、いつでも実家に帰ってきて大丈夫だからね」の二つには、谷川さんと母とのやりとりが元になっているそうです。

 「私自身、コロナの影響もあって1年ほど実家に帰れておらず、60代の母親とはメッセージアプリでの数少ないやりとりだけでコミュニケーションをとっています。母親は絵文字の使い方も独特なのですが、そちらは少し脚色して、わかりやすい表現にしました」

 お気に入りは「今日元気なかったけど、なんかあった?」。何も言わなくてもなぜか気づいてくれる、中高生くらいの時の母との記憶を思い出すそうです。

 クソリプおじさんバッジの時は「やばいガチャガチャあった」といった声が多かったそうですが、今回は「リアルでこのメッセージ来たことあるのばっかり」といったコメントが寄せられているそうです。

 「どこのお母さんも子どもを心配したり気遣ったりする気持ちは変わらないんだなぁと、企画した自分自身がほっこりしました」(若松真平)