野球部42人クラスター発生の東日本国際大 対応を謝罪

新型コロナウイルス

長屋護
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 東日本国際大(福島県いわき市)の野球部で新型コロナウイルスクラスター(感染者集団)が発生した問題で、硬式野球部部長の福迫昌之・学長代行が10日、記者会見し、「判断が甘く、丁寧さが足りなかった」として謝罪した。近く開かれる理事会で関係者の処分が決まる。

 大学によると、部員153人中42人が感染、うち40人が学生寮を利用していた。ただ、他の寮の利用者57人は10日までに全員陰性と確認されている。

部員が体調不良訴えたが…

 感染発覚のきっかけは、3月29~31日の宮城県遠征だった。参加した部員約30人のうち3人が体調不良を訴え、試合には出場せず、薬を処方、症状が落ち着いたため、一緒にバスで戻った。その後、3人のうちの2人を含め計11人が陽性と確認された。

 3月中~下旬には計3人の部員が体調不良を訴え、部員の間で不安が広がった。ただ、大学指定の医師は風邪などと診断、PCR検査はしなかった。3人は結果的に陰性だったが、大学側は「緊急時でもあり、すぐ検査を受けさせるべきだった」と対応の不備を認めた。

 学生寮の食堂も利用を70人から30人に制限していたが、不安を感じる学生がいることから、今後改善するという。同大によると、野球部以外ではこれまで留学生2人を含む7人の感染が確認されている。(長屋護)

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