ミャンマー、80人以上殺害か 市民19人に死刑判決も

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バンコク=福山亜希、ニューヨーク=藤原学思
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 クーデターで国軍が権力を握ったミャンマー軍事法廷は8日、戒厳令が出ている地域で国軍関係者を殺傷したとして、市民19人に死刑判決を下した。国軍系テレビが9日夜に伝えた。戒厳令下での死刑判決は初めてとみられ、抵抗を続ける市民を萎縮させる狙いが透ける。また、ロイター通信は10日、9日に80人以上が治安部隊によって殺害されたと伝えた。

 国軍系テレビによると、19人は「国軍記念日」の3月27日、国軍関係者2人を戒厳令下にあるヤンゴンの北オカラッパで襲撃。1人を殺害し、1人にけがをさせ、バイクや武器を奪ったとして死刑判決を受けた。19人のうち17人は指名手配中で、当事者不在のまま判決が出た。

 国軍は3月14日から15日にかけ、大規模な抗議デモが続いていたヤンゴンの6地域に戒厳令を発令し、行政、司法の権限を地域の軍司令官に移譲。重罪は軍事法廷で裁き、上訴もできなくした。国軍の意に沿った判決によって、市民を弾圧する懸念が高まっていた。

 また、ロイター通信によると…

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