留学生ら第一歩 介護福祉士目指す 宇陀市の榛生昇陽高

渡辺元史
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 奈良県宇陀市榛原の県立榛生昇陽高校で9日、介護福祉科の入学式があった。同科は高校卒業資格者を対象に、2年間で介護福祉士の資格取得を目指すための専攻科。今年度から新設され、1期生にはタイやフィリピン、中国からの留学生10人と日本人4人が入学した。

 入学式では、新入生を代表して田中和葉さん(18)が「介護を必要とする命を守り、地域に貢献できるよう一歩一歩成長したい」と宣誓した。中国からの留学生、王延麗さん(28)は「日本は介護のレベルが高く、技術をしっかり身につけたい。将来、お年寄りの気持ちに寄り添える介護福祉士を目指します」と話した。

 生徒らは施設などで実習を重ね、2年次に介護福祉士資格試験に挑む。県教育委員会によると、日本人と外国人がともに介護福祉を学ぶ公立高校の専攻科は全国で初めてという。(渡辺元史)