英フィリップ殿下の葬儀、17日に ハリー王子も参列か

ロンドン=国末憲人
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 英エリザベス女王の夫で9日に亡くなったエディンバラ公フィリップ殿下の葬儀について、英王室は10日、ロンドン西郊ウィンザー城内で17日に営むと発表した。国葬ではなく、近親者らごく少人数の参列にとどめるという。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、英国は一般的に葬儀への参列者を30人以内と定めており、今回もこの規則に従う。簡素な形式は、生前の殿下の希望でもあったという。

 葬儀は午後3時から、城内のセント・ジョージ礼拝堂で。その模様はテレビで中継される。英全土で1分間の黙禱(もくとう)が捧げられる。

 地元の報道によると、英王室の公務から離れて米国に暮らす孫のハリー王子は帰国して参列する予定。妻のメーガン妃は妊娠中のため、医師の助言に基づき参列しない見通しという。儀礼上は加わるはずのジョンソン首相も、参列を見合わせる意向を明らかにした。

 英国では10日正午、殿下を追悼するための弔砲が各地で撃たれた。

 長男のチャールズ皇太子はこの日、英南西部の私邸前でBBCなどに対し「特筆すべき形で献身的に、女王と家族、国家、英連邦のために尽力した。多くの人に愛され尊敬された人物だった」と語り、故人をたたえた。(ロンドン=国末憲人