ワクチン接種、温泉旅館でも 宿泊・宴会の落ち込み支援

新型コロナウイルス

床並浩一
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 愛知県蒲郡市は、新型コロナウイルスワクチン集団接種会場の一部として、市内の温泉旅館を使う。三谷▽蒲郡▽形原▽西浦の市内4エリアにある温泉旅館やホテルが対象で、市側の呼びかけに約10施設が提供に名乗りを上げているという。

 市の発表によると、使用するのは、一定の間隔を確保できる施設内の大会議室や宴会場。接種、状態観察(待機)、接種済証の交付まで一連の流れを同じ椅子に座ったままで済ませる。コロナ禍による宿泊・宴会需要の落ち込みで稼働率が低下している施設を支援する狙いもある。

 市は市内31カ所の医療機関の協力を得て個別接種で対応する方針だが、集団接種の拠点会場として1日200人の受け入れが可能な蒲郡市民病院を確保したほか、平日の接種が困難な市民らを対象に市保健医療センターや蒲郡商工会議所なども使えるようにする。

 市は約3千人が回答した市民向け意向調査の結果も踏まえ、16歳未満を除く約7万人のうち75%が11月上旬までにワクチン接種を受けると想定。高齢者施設の入所者約1100人と施設スタッフ約800人を皮切りに、5月上旬から接種を始める方針。(床並浩一)

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