有原登板の裏で、地元の右腕が「呪い」解いた 大リーグ

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遠田寛生
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 4月9日は大リーグで記念すべき日となった。

 レンジャーズの有原航平と先発で投げ合ったパドレスのジョー・マスグローブが、敵地テキサス州アーリントンで自身初の無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成した。

 打者28人に対し、112球を投げて許した走者は四回の死球一つだけ。準完全試合という内容で、三振は10個奪っている。

 外角のボールゾーンからストライクになる変化球を効果的に使い、打者を手玉にとった。終盤は直球を控え、得意のスライダーとカーブを中心に組み立ててタイミングを外した。

 開幕して10日たらずでのノーヒットノーランに全米は沸いた。今季第1号で、パドレスとしては1969年創設で初。何よりマスグローブが生粋のパドレスファンだったことが大きい。

 92年、米カリフォルニア州サンディエゴ近郊で生まれた。子どものころからパドレスを応援しながら育った。

 公式発表で同僚のダルビッシュ有と同じ196センチの右投げ投手は、2011年のドラフトでブルージェイズから全体46番目で指名された28歳。16年にアストロズでデビューし、パイレーツ時代の19年に自己最多のシーズン11勝。今季からパドレスに加入している。

 優勝を目指すチームの先発の一角として期待が大きい。4回3失点(自責2)で大リーグに移籍後初黒星を喫した有原も、「本当に素晴らしいピッチング。コントロールがすごくよくて、僕もああいうピッチングをしたい」と脱帽する。

 快投は別の偉業も成し遂げた。

 地元で有名だった「呪い」を…

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