コロナ?署名問題?名古屋市長選の注目点、街で聞いたら

関謙次、堀川勝元、松山紫乃
[PR]

 名古屋市長選が11日告示され、4期目をめざす河村たかし氏(72)、いずれも新顔で、NPO代表押越清悦(せいいち)氏(62)、元市議の横井利明氏(59)、元会社員太田敏光氏(72)の4氏が立候補した。新型コロナウイルス対策や、偽造事件に発展した大村秀章愛知県知事へのリコール署名を支援した河村氏の責任などが問われる。投開票は25日。

 今回の名古屋市長選で注目する点を11日、街ゆく市民に聞いた。

 東区で候補者の第一声を聞いた公務員の男性(54)は子育て支援策に注目する。「子どもが命を絶つのが一番悲しい。悩んでいる子をいかに助けるか。そこに力を注いでほしい」という。市長給与の引き下げ幅も争点の一つとなっているが「給料どうこうより、お年寄りや子どもに優しい、もっと住みたくなる名古屋にして」と求めた。

 中区の栄駅周辺で候補者が街頭演説する近くを通った派遣社員の男性(61)は、新型コロナウイルス対策が気になると話す。再び感染者数が増える中、どのように医療機関に振り分けていくのかなどが聞きたいという。「例えば、下げた市長給与をどうコロナ対策に活用するのか、市民にどう還元するのかが不透明だ。そこまで議論を進めて欲しい」と望んだ。

 市長選告示をニュースで見たという主婦(30)は、リコール署名問題で河村氏が活動を支援した責任を問われている行方が気になるという。「河村さんが署名偽造に関与したわけではないと思う。多くの市民がどう捉え、選挙結果に影響するか注目です」と話した。(関謙次、堀川勝元、松山紫乃)