菅政権で初の国政選挙サンデー 与野党幹部が広島入り

太田成美、笹井継夫、吉川真布
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 菅政権にとって初の国政選挙となる参院広島選挙区再選挙と参院長野選挙区補欠選挙(いずれも25日投開票)で、選挙戦初めての日曜日となった11日、与野党幹部が相次いで広島入りして支持を訴えた。

 自民党岸田文雄・前政調会長公明党山口那津男代表は、JR広島駅前に並び立って自民新顔の応援演説。再選挙の原因となった2019年参院選をめぐる河井案里氏=自民を離党=の公職選挙法違反(買収)事件についてそれぞれ陳謝した。

 岸田氏は「この2年間の政治の空白を埋め、時代を動かす責任を果たすことによって、真の政治の信頼回復を果たしていかなければならない」と強調。山口氏は演説後、「前回、この場所でも(河井氏の)応援の演説をした。有権者に直接おわびをした上で、改めての出直しをお訴えしなければならないと思った」と記者団に語った。

 一方、国民民主、社民、共産各党とともに諸派の新顔を支援する立憲民主党枝野幸男代表は、広島市内で演説。「再選挙のきっかけは、仲間内の県議会議員なんかにだけお金を配った事件だ。現場で日々暮らしている一人一人の暮らしに目が向いていない政治が変わらなければならない」と訴えた。

 枝野氏は演説後、「(新型コロナウイルス)感染症危機を乗り越えるための大事な選挙だ。大きな動きを作っていくためには、三つ勝つことが重要だ」と記者団に語り、13日告示の衆院北海道2区補選も含めた3選挙で全勝をめざす考えを示した。(太田成美、笹井継夫、吉川真布)