松山メジャー制覇、ウッズが予言 池ポチャでも振り切る

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畑中謙一郎
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 2位と4打差の単独首位で迎えた最終ラウンド。松山英樹は持ち前の手堅いプレーを続け、スコアを二つ伸ばして折り返した。しかし、後半は一転して苦しい展開に。15番で2打目を池に入れるなど4ボギーを重ねた。だが、最後は1打差で後続を振り切った。

 夕焼けに照らされたグリーンの上。松山は、緑のジャケットに腕を通した。マスターズ優勝者に送られるゴルフ界最高の栄誉「グリーンジャケット」だ。喜びを表情に表すことが少ない松山が、跳ねるようにして両手を突き挙げた。

 日本初のメジャー大会制覇について問われ、「日本人にはできないんじゃないかと思われていたことを、覆すことができたと思う」と思いを語った。

 松山市出身で、石川遼と同学年の29歳。東北福祉大仙台市)に進学後に頭角を現した。大学2年だった2011年、マスターズに初出場し、27位でアマチュア最高位「ローアマ」を獲得した。13年に学生プロとして国内ツアーにデビューし、新人として史上初の賞金王に輝いた。

 米ツアーに本格参戦したのは、翌14年。欧米の選手にひけを取らない飛距離と、精度の高い小技、ちみつなコース戦略を武器にその年にツアー初優勝。日本選手としては最多の通算5勝を挙げていた。17年の世界ランキングは自己最高の2位まで上げた。

 「彼は進歩している。メジャー大会で優勝するのは時間の問題だ」。2月に交通事故で重傷を負い、今大会を欠場したタイガー・ウッズ(米)は6年前に、松山の活躍を予言していた。

 日本勢はマスターズの壁には…

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