「ハウステンボスにIRを」推進協発足 長崎優位の声も

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安斎耕一、松本真弥
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 長崎県が同県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」に誘致を目指す、カジノを含む統合型リゾート(IR)をオール九州で後押ししようと「九州IR推進協議会」が12日発足した。IRについては国が認定する最大3地域の枠をめぐって誘致合戦も予想されたが、現時点で立候補しているのは大阪府・市など4地域だけ。長崎はアジア各国に近いことなどから優位、との見方もある。

 推進協は、昨年10月の九州地域戦略会議での提案を受けて発足。この日福岡市内であった発足式には、九州の経済団体や自治体の代表者約20人が出席し、IR誘致とこれに伴う需要の地元調達、官民一体で九州全域の魅力発信に取り組むことを定めた共同宣言を採択した。

 推進協の会長に就任した麻生泰・九州経済連合会会長(麻生セメント会長)は「豊富な観光資源や多様性のある食、海外との交流の歴史など、九州が持つポテンシャルに各事業者が大きな可能性を感じてくれたのでは」と手応えを語った一方、「誘致の実現はまだ道半ば。やるべきことは九州、長崎の区域認定をまず勝ち取ること」と連携の必要性を訴えた。

 長崎県中村法道知事も「来年4月が期限の区域認定申請に向けて、この1年が極めて大事な1年になる。なんとしても区域認定の実現を目指し、全力を注いでいく」と力を込めた。

 長崎県の基本構想によると…

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