シオリーヌさんの葛藤 性の正しい知識、若者に届けたい

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 子どもたちに正しい性の知識を届けるには? 助産師で「性教育ユーチューバー」のシオリーヌさん(29)と、イラストつきのトイレットペーパーを製作しているソウレッジ代表の鶴田七瀬さん(25)に、現場での工夫や葛藤を聞きました。

シオリーヌさん 具体的な話、動画なら伝わる

写真・図版
助産師で「性教育ユーチューバー」のシオリーヌさん=本人提供

 私の母は、性についてオープンに教えてくれる人でした。一緒にお風呂に入ると、下半身からタンポンのひもが見え、小さい頃から生理の知識がありました。小学4年になると、リビングにナプキンを広げて使い方を教えてくれた。通販カタログを一緒に見ながら、生理用ショーツを選んだのも楽しい思い出です。黄色の可愛いポーチに入れてもらい、生理がくるのがとても楽しみでした。

 大学卒業後、産婦人科や精神科で働き、予定外の妊娠や性のトラブルに巻き込まれた多くの女性に出会いました。避妊法を教えると、「ちゃんと学ぶのは初めて」と言う。性へのタブー感や相談しにくさ、情報をどこで得ればいいのか、という悩みがあると知りました。中高生など若い頃から性教育が必要と思い、講演活動をすることにしました。

 ところが、学校の先生には「コンドームの写真は使わず、イラストにしてほしい」「値段や使い方、入手方法は教えないで」と話す人も。一方でネット上には、誤解を与える性のテクニックや下ネタがあふれています。詳しい情報を伝えられないもどかしさを感じ、アフターケアの意味も込め、2019年2月からユーチューブで発信を始めました。

「イヤなことはイヤ」言えるように

 視聴回数が多いのはコンドー…

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