世界料理学会、オンラインで4月19日開幕

三木一哉
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 【北海道】食材や料理の技術、接客などをテーマに、1年半ごとに国内外の料理人たちが函館市に集まり、互いに取り組みを紹介し合う「世界料理学会」が、今回は19日からオンラインで開催されることになった。

 スペイン・サンセバスチャンで開催されていた「最高美食会議」の取り組みをモデルに、市内のバスク料理レストランのオーナーシェフ、深谷宏治さん(74)が親しい料理人らに呼びかけて2009年から始めた。新型コロナウイルスの感染が広がる中で、実行委員会が検討を重ね、初のオンライン開催を決めた。

 実行委代表の深谷さんは2月ごろから、東京や青森、宮城などの懇意の料理人を訪問し、約25分の対談映像を制作。函館に進出したフランスのワイナリー、ドメーヌ・ド・モンティーユのバティスト・パジェス氏へのインタビューや、函館の鮮魚商3人による対談などの映像も準備した。

 深谷さんは「料理人たちが語り合うのが趣旨なので中止も考えたが、料理学会に興味があっても、今まで函館に来られなかった人もいる。そういう人たちに見てもらうチャンスかもと、新しいやり方に挑戦することにした」と話す。

 対談に登場する料理人は山崎隆さん(青森県弘前市、レストラン山崎)、奥田政行さん(山形県鶴岡市、アルケッチァーノ)、秋山能久さん(東京都、六雁)、ゴルカ・チャパルティさん(スペイン、アラメダ)ら10人。過去8回の学会の録画映像も公開する。

 19日午前10時半から映像を生配信して、深谷さんが開会宣言を行う。同時に動画投稿サイト・ユーチューブで録画した映像を公開する。世界料理学会の公式ウェブサイト(http://www.ryori-hakodate.net別ウインドウで開きます)からも視聴できる。(三木一哉)