「頼みの綱」ワクチン接種、綱渡り 高齢者もスタート

有料会員記事新型コロナウイルス

永田大、岡林佐和、森治文
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 高齢者向けのワクチンの優先接種が12日、始まった。ただ、ワクチンの確保がなかなか進まず、接種が本格化するのは5月以降だ。足元では新型コロナウイルスの感染再拡大が止まらず、実務を担う自治体では医療従事者が不足するなど課題は山積する。接種計画は綱渡りが続きそうだ。

 「ワクチンは(新型コロナの)発症や重症化に対する切り札。一日も早く多くの皆さんに接種を受けてもらえるようしっかり取りくむ」。菅義偉首相は12日、東京都八王子市の高齢者向け接種会場を視察した後、記者団にそう強調した。

 昨年末からの「第3波」への対応が後手に回ったと批判を浴びた政権は、ワクチン接種を「頼みの綱」(官邸幹部)とする。夏の東京五輪パラリンピックを「安全安心の大会」(首相)にするためにも、ワクチンを早期に国民に行き渡らせることが「政権の生命線」になるとの認識は、政権幹部らに共通する。

 6月末までに確保のめどが立っている約1億回分のワクチンは、優先接種の対象である医療従事者と高齢者だけでなく、一部、持病のある人への供給分もカバーする予定だ。

 政府のスピード感に対する世…

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