安全志向からリスク覚悟のサッカーへ 変わるべきは誰?

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東京スポーツ部・勝見壮史
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 とても興味深いコーチングだった。

 3月下旬、サッカー20歳以下(U20)日本代表候補の合宿。今夏の東京オリンピック(五輪)に出場するU24日本代表の活動を追う合間を縫って取材した。「もっとランニングを使ってくれよ」。影山雅永監督は、強い口調で訴えていた。

 守備2人に対し、攻撃3人で攻める練習だった。攻撃陣は1人多いのに、守備側の視界の範囲内でしかパスを回さない。結果、ゴールに迫れない。突破を狙う走りや、自ら仕掛けてのシュートは球を失うリスクと背中合わせだから「日本人は無理せずパスをつなぐプレーに走ってしまう」と影山監督は解説してくれた。

 「ランニングを使え」とは、そんな消極的な姿勢を変えるための指示だった。やがて、選手たちは見違えるほどゴールに向かって突進するようになり、ネットを揺らす場面も増えた。

 この指摘は、U24日本代表…

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