「脱線事故の人」ではない私を見て 大阪で聖火リレー

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石田貴子
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 13日の万博記念公園大阪府吹田市)での聖火リレーに、ある車いすの女性が臨んだ。16年前のJR宝塚線(福知山線)脱線事故で首から下に残ったまひを乗り越え、東京パラリンピックのパラアーチェリー代表に内定した。積み上げてきた「あの事故の人」じゃない私も見てほしい。そんな思いとともに駆けた。

 2005年4月25日の朝。同志社大2年だった岡崎愛子さん(35)=東京都港区=は通学のため快速電車内にいた。

 尼崎駅手前のカーブに差し掛かった時、車両の右側がフワッと浮いた。男女の悲鳴。「ドーン」「ガガガガー」という衝撃音。乗員乗客107人が死亡し、562人が負傷した。

 首の骨が折れ、肺挫傷による肺炎などで生死の境をさまよった。入院生活は負傷者の中で最長の377日間に及んだ。

 事故に遭わなかったら………

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