新型コロナワクチン 65歳以上向けに接種始まる

新型コロナウイルス

松岡大将、平塚学
[PR]

 65歳以上を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が12日、佐賀県内で最も早く佐賀市で始まった。来週から鳥栖市武雄市などでも始まるが、国からの配分時期や量が明確に決まっておらず、県の担当者からは先行きを心配する声が上がる。

 12日は、佐賀市北川副町の特別養護老人ホーム「つぼみ荘」などで始まり、一部の報道機関に公開された。代表取材によると、希望した入所者を一人ずつ専用のスペースに呼び、医師が問診した後に注射していった。この日は入所者と職員計45人が接種を受け、体調不良を訴えた人はいなかったという。入所者の90代女性は「インフルエンザの注射より痛かったが、これで安心できます」と話した。

 県と佐賀市によると、県は65歳以上の高齢者用に届くワクチン2箱(約1千人分)を、高齢者が6万5千人と最も多い佐賀市に配分。市は30の高齢者施設で接種を始め、5月24日から75歳以上、7月上旬から65~74歳と対象を広げる。

 各市町へのワクチン約500人分の配送スケジュールは、12日の週=佐賀市(2回目)、唐津市鳥栖市伊万里市武雄市鹿島市小城市嬉野市神埼市、みやき町▽19日の週=多久市、吉野ケ里町、基山町上峰町、玄海町、有田町、大町町、江北町白石町太良町▽26日の週=全市町に追加で約500人分届ける。

 佐賀市を除く市町での接種は翌週以降から始まる予定。ただ、5月の大型連休が始まるため、連休明けに接種を始める自治体も出る見込みという。

 県のワクチン接種調整チームの担当者は「接種の開始は、市町によってばらつきが出てくるのではないか。国から配布される量も先行きが不透明なままだ」と話す。(松岡大将、平塚学)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]