授業や会議中、赤くなったら換気して ランプつく新装置

新型コロナウイルス

高橋豪
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 空気中の二酸化炭素(CO2)濃度を調べ、室内の換気状態が360度から一目で分かる装置を、山口大学の教授らが製作した。対面授業などでの感染に対する不安を取り除くアイデア。センサーで測ったCO2濃度が基準値を超えると、ランプが緑色から黄色、赤色に変わり、窓を開けるなどの換気を促す。

 装置は9日に始まった今年度の対面授業に合わせ、1年生が授業を受ける教室や会議室などに約150台設置した。適切に換気が行われている場合、上部に付けられたLEDランプは緑色に光る。CO2濃度が、ビル衛生管理法などで換気の目安とされている1千ppm(ppmは濃度の単位)を超えると黄色になり、1500ppm以上で赤色になる。高さ約7センチ、直径約7センチの円柱型で、重さは約250グラム。製作費は1台2万円弱という。

 大学院創成科学研究科の小金井真教授(63)=建築環境=ら教職員でつくるチームが、昨年10月から開発を進めた。特許庁実用新案の登録を出願中という。

 小金井教授は「学生が対面講義に安心して参加してもらえるようになれば」と話す。製品化の予定はないが、産学連携で大学の研究成果や技術の実用化をめざす有限会社「山口ティー・エル・オー」(0836・22・9768)が企業などからの相談に応じる。(高橋豪)

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