高齢者ワクチン、日常に戻れる期待感 各自治体ねらいは

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 新型コロナウイルスワクチンの高齢者向けの接種が12日、各地で始まった。

 今週から接種を始める自治体の多くは、クラスター(感染者集団)が起きるリスクが高い高齢者施設での接種を優先させた。

 川崎市幸区の特別養護老人ホーム「みんなと暮らす町」ではこの日、76~102歳の20人が対象に。予定者は、居室から出て共同生活室で待機。順番に看護師に車いすを押されて医師の前に進み、簡単な問診後に接種を受けた。アナフィラキシーなどの副反応はなかったという。接種を担った嘱託医の関口博仁さんは「認知症で説明がなかなか理解頂けなかった人もいたが、インフルエンザなど通常のワクチン接種とそれほど変わりはない。入居者は家族とも面会できない状態が続いたので、収束の第一歩と期待している」と話した。

 東京都世田谷区特別養護老人ホーム「エリザベート成城」では、入居者と職員の半数にあたる計96人が接種を受けた。施設内の10カ所の共同スペースにそれぞれ集まってもらい、施設の嘱託医2人と、区から派遣した医師1人と看護師らが回って順番に打った。

 保坂展人区長は「第4波も迫っている。早く終えたい」。藤井義文・施設長は「副反応への心配はあったが、それでも接種したいとの声があり、ワクチンへの期待の大きさを感じた。かつての日常に戻れる期待が持てました」と話す。

 福島県郡山市では集団接種か…

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