米「日本重視のあらわれ」 バイデン氏初の対面会談に

ワシントン=園田耕司
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 米ホワイトハウスは11日、バイデン大統領が16日に菅義偉首相を公式実務訪問賓客として迎えて首脳会談を行い、会談後に共同記者会見を開くと発表した。

 ホワイトハウスは、菅首相が外国首脳としては初めてホワイトハウスでバイデン氏の対面会談する相手になると言及したうえで、「日本との二国間関係と、日本の人々との友情とパートナーシップを重視していることのあらわれ」と強調した。バイデン氏は16日中に地元デラウェア州に戻る予定となっており、共同記者会見後の夕食会などは現段階で予定されていない。

 バイデン政権は「唯一の競争相手」と位置づける中国に同盟国・友好国と一緒に対抗する戦略を描く。中でも東アジアで経済力、軍事力ともに存在感の大きい日本を重視し、菅首相を最初の対面での会談相手に選んだ経緯がある。

 16日の日米首脳会談では、中国の軍事的活動の活発化で緊張の高まる台湾海峡問題などの安全保障問題を始め、新疆ウイグル自治区などでの人権問題、半導体などのサプライチェーン(供給網)の見直し、気候変動問題について議論される見通しだ。(ワシントン=園田耕司)