松江市でワクチン接種始まる まずは14施設から

新型コロナウイルス

杉山匡史
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 松江市内で12日から、高齢者施設14カ所(入所者計975人)で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。島根県内で医療従事者以外への接種は初めて。施設以外の65歳以上の高齢者約6万人は5月1日から予約を受け付け、10日から順次、接種を始める。

 最初となった施設は特別養護老人ホーム「明翔(めいしょう)苑」(西浜佐陀町、入所者55人)。計10人の医師と看護師が1階ホールで、希望者のうち体調に問題がない入所者43人(64~102歳)と施設従事者7人を2列に分け、間隔を取りながら接種した。初めてということや、ベッドに寝たままや車いすの人もおり、プライバシー保護や動線も確認しながら進めた。

 武部幸一郎施設長(45)は「早期に接種できた安堵(あんど)感と前例がない不安の中での対応だったが、安全で確実な接種を心がけた」。2回目は5月10日に予定している。

 今回の接種は県経由で配分された2回分の2箱(1箱975人分)で、すべて14施設で使うという。

 市は接種方法について、大規模な集団(くにびきメッセと市立病院)と地域での集団(4支所管内の4カ所)、個別(かかりつけ医など市内5病院・91診療所)の併用で実施する。

 高齢者施設からの開始は当初の供給量が限られ、重症化、クラスター(感染者集団)の発生で大きな影響が想定されるためだ。

 65歳以上の接種券送付は23日から始める。その後は基礎疾患がある人らに送付する。一般市民は未定。

 集団接種の予約受け付けは市コールセンター(0570・085277、午前8時半~午後5時15分)か市ホームページで、個別接種は各医療機関へ問い合わせる。(杉山匡史)

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