少年・松山が腕磨いたゴルフ練習場 「ここから世界に」

照井琢見
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 男子ゴルフのメジャー、マスターズ・トーナメント松山英樹選手が初優勝した。出身地の松山市でも喜びの声が上がった。

 松山選手が幼少期から練習してきたゴルフ練習場「ヒデキゴルフガーデン」には12日朝、ファンや関係者が集まった。午前4時ごろから中継映像を見守ったというファンの男性(67)は「勝つと思っていた。取るべくして取ったタイトルだと思う」と喜んだ。

「無口な好青年」松山英樹

 練習場で見かけた松山選手は「無口な好青年」。愛媛に帰ってくると、黙々とトレーニングする姿が印象に残っているという。「ここから世界にはばたいたのはすごい」と話した。

 松山選手の母校、市立雄郡(ゆうぐん)小学校の渡辺秀司校長(57)は「松山選手の優勝は、児童の人生や将来の夢を後押ししてくれるものになる」と喜んだ。「松山選手がこの正門を通ったということを思い浮かべると、子どもたちもこの偉業がより身近に感じられると思う。折に触れて、偉大な先輩がいるということを子どもたちに話していきたい」

 中村時広知事は取材に、「とてつもない快挙。この偉業がコロナ禍で厳しい状況で、多くの方に感動と元気を与えてくれた。心から感謝したい」と話した。松山市の野志克仁市長も「日本男子初の快挙を成し遂げられ、市民も多くの勇気や感動をいただいた」とたたえるコメントを出した。(照井琢見)