コロナ対応病院に不急の手術延期要請 大阪府、病床逼迫

新型コロナウイルス

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 大阪府は12日、新型コロナウイルスの重症患者用の病床が逼迫(ひっぱく)しているとして、コロナ患者を受け入れている府内の59病院に対し、一般医療を一部制限して病床を追加確保するように要請した。同日、重症病床の使用率は9割を超えた。

 対象はコロナの重症患者をすでに受け入れている24病院と、比較的設備が整っていて軽症・中等症の患者を受け入れている35病院。府が要請したのは、命に別条がなく、急ぎではない入院や手術の延期。このほか救急態勢についても、近隣の病院と協議した上で、全体の態勢を維持しながら受け入れ病院を絞ることを求めている。新型コロナ対応の特別措置法24条9項に基づく協力要請で、延期する入院や手術については明確な基準を設けない。

 大阪府が12日に発表した感染者は603人で、月曜日の感染者としては過去最多だった。12日時点の重症の入院患者は218人。確保する病床224床には203人が入院し、病床使用率が90・6%に達している。9割を超えるのは、昨年10月中旬に病床が200床以上確保されて以降初めて。15人は中等症の病床で治療を継続している。

 大阪府は計100床の上積みを病院に求めており、12日時点で計80床の確保のめどが立っているという。

 大阪府吉村洋文知事は12日、記者団に「感染状況は拡大傾向が続いており、重症者が非常に増加している。危機的な状況にある」と話した。

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